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2011年12月29日
年末年始休業のお知らせ
弁護士の富田です。
当事務所は、本日12月29日から来年1月4日まで年末年始の休暇を頂戴いたします。
来年は1月5日(木)より通常どおり執務を開始いたします。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
2011年12月28日
会社法改正
弁護士の富田です。
今年も残すところあとわずかですが、一年を通じて企業不祥事に関するニュースには事欠かない年でした。
この点に関連して、現在法務省の法制審議会では会社法の改正が議論されています。
改正のテーマのひとつが企業統治の在り方としてのガバナンスの強化です。社外取締役の選任義務づけなどガバナンス強化のための制度が議論されています。
興味深いのは、多重代表訴訟についても検討されているということです。
多重代表訴訟とは、株式会社の親会社の株主が当該株式会社の取締役等の責任追及の訴えを提起することを認める制度のことをいいます。
現行法のもとでは、多重代表訴訟を認める明文の規定はありません。そのため、株式会社の取締役等に対する責任追及の訴えは、明文上は当該会社の株主にしか認められていません。
しかしこれを貫いた場合、当該会社が、いわゆる完全子会社であった場合には、親会社が子会社取締役の責任追及の訴えを提起しなければ、子会社取締役の責任は追及できなくなってしまいます。
そして、親会社と子会社との間には通常密接な結びつきがある場合が多いので、親会社に子会社の取締役等の責任を追及することを期待するのは現実的ではありません。
そこで、多重代表訴訟の必要性が出てきます。
現在のところ、この多重代表訴訟が実現できるかは流動的ですが、今後の改正の動向に注目する必要があります。
2011年12月27日
深海魚「ばばちゃん」
弁護士の富田です。
昨日に続けて忘年会に関する話題です。
昨日投稿したのとは別の忘年会が、先日大阪で開かれました。
場所は、大阪市中央区北浜にある「郷音」(さとね)という鳥取料理の店です。
この店はこれまでにも何度か訪れたことがあるのですが、鳥取の地酒、焼酎をはじめとする鳥取の名産品が味わえるお店です。
この日は、冬期特別メニューとして、「タナカゲンゲ」という魚が出されました。「タナカゲンゲ」というのは、山陰地方で松葉蟹の漁の際に一緒に採れる深海魚のようです。「タナカゲンゲ」というのが正式名称で、通称は「ばばちゃん」と呼ばれています。理由は、顔がお婆ちゃんに似ているからとのことです。
料理方法としては、通常の魚と同様に刺身、天ぷら、鍋などにして出されました。
私は初めて食べる魚でしたが、味は淡泊であっさりしていることから、いくらでも食べられる味でした。
まだまだ知らない食べ物がたくさんあります。
2011年12月26日
クエ鍋
弁護士の富田です。
先日、私が所属している弁護団の忘年会が三宮の「猫音屋」という料理屋で開かれました。
ここは、3年ほど前から弁護団の忘年会で利用している店です。
この日は、最初に温野菜の盛り合わせ、刺身盛り合わせなどが出された後にメインであるクエ鍋が出されました。
この店にはクエ鍋を目当てに弁護団の忘年会で毎年利用しています。
クエは、見た目はグロテスクですが、脂がのっており大変美味しい魚です。
人によっては、フグよりも美味しいという方もいますが、同感です。
この日も出席者全員が大満足でした。
クエは和歌山県が本場のようで、和歌山県ではクエ料理のコースを出す民宿があるようですが、来年は一度本場の和歌山でクエを食べてみたいと思っています。